イチロー・トークスペシャル(1/22 NHK)
こちらで書いたイチロー・スペシャルの未公開トークスペシャル。今回もじっくり見させてもらいました。
相変わらず言葉一つ一つが深い。なぜかコーチングと関連づけて考えてしまいました。
自分を貫くには、自己評価が一番厳しいものでなければならない。結果を出すことはもちろん、言葉で説明できることも大切。
茂木さんも言っていたようにこれはとても厳しい道であると思う。最初は誰しも結果を残すことで精一杯になってしまう。そこで自分のスタイルを手放してしまうか、それを持ち続けて研鑽していくか?でその後の自分自身(自分らしさ)が大きく変わる気がする。コーチングでも同様、自分のスタイルを貫いていくこと、そしてそれを磨いていくことが本当に大事です。そしてそれを言葉にして周りに説明できることも大事ですね。
周りに合わせることもできるが、そうすると自分の可能性をつぶす可能性がある。
クライアントの可能性を信じるのが正にコーチ。そして自分の可能性も信じること。決してあきらめないこと。そこから新しい人生が開けてくる。
自分の感覚より強いものはない。
理屈じゃないですよね、自分の感覚信じること。これをすることが怖いから多くの人は頭で考える、そして後悔する。コーチとして感覚はすごく大事。自分の感覚を信じてクライアントに接したい。そしてクライアントにも自分自身の感覚を信じて欲しい。
重圧を受け入れる。そして前へ進む
あのイチローでさえも重圧から逃げていたらしい。それであの結果を残していたのはすごいけど、受け入れるということで何かをつかんだようだ。受け入れることで何が見えたのだろうか?
コーチングにおいても受け入れることは大きな変化を産む。その一瞬一瞬を感じきりたい。
自分とも闘う、相手とも闘う
自分との闘いから抜けてやっと相手と闘いができるようになったと言う。それを聞いてイチローは本当に心から野球を楽しむことができるようになりつつあるのかな、と思った。
次に進むために満足する
この言葉が一番刺さった。そうか満足しなければ次へ進めないんだ、と。いつも自分に満足しなければ苦しいだけ。そんな人生は望んでいない。まずは自分のやったことに満足しよう。そして出てきた次の目標に進んでいこう。そうして少しづつ成長していくのかもしれない。
CPCC試験を受けてきました
東京初雪の昨日、これまで学んできたコーチングの成果を見てもらうべく、CPCC(Certified Professional Co-Active Coach)試験を受けてきました。
試験は筆記とオーラルがありました。筆記はともかく、その場でのオーラル(コーチング)試験をクリアするためにみんなこれまで半年以上も練習してきています。もうここまできたら自分の実力を出すだけなので、自信をもって思い切ってやりました。
今の自分ではここまでしかできない、というところまでやり切った感があります。
思い返すとCTIのコースを始めたのはもう4年前ぐらいになります。家族をはじめとして周りの人の助けもあってやっとコーチと言えるぐらいのところまできたのかなと思います。今感じるのはCo-Active Coachingは本当に奥が深い。やればやるほど味がでるというか、そういう意味ではまだまだ表面だけしか知らないのかもしれないです。
結果はともかくこれを区切りとしてまた新しい段階へ行って新しい世界を見てみたいですね。
Co-Active Coaching: New Skills for Coaching People Toward Success in Work And Life
- 作者: Laura Whitworth,Karen Kimsey-House,Henry Kimsey-House,Phillip Sandahl
- 出版社/メーカー: Nicholas Brealey Pub
- 発売日: 2007/02/01
- メディア: ペーパーバック
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シンクロニシティ & リーダーシップ
久しぶりに面白かった本。シンクロニシティという言葉は「共時性」とか「偶然の一致」という日本語で訳されているけど、この本ではシンクロニシティを通じて真のリーダーシップを探していく旅というか、著者自身の体験を基にした壮大な物語となっている。
- リーダシップとはあり方である
本当のリーダシップとはなんだろうか? みんなをまとめられる能力?決断できる能力? ここではリーダーシップとはあり方である、といっている。著者は自分が何者なのか?を常に自分に問いかけ、心の声に従って力強く行動を起こす。自分の求めるものがはっきりしてくるとどんどん協力者が現れてくる。これ感覚的にはなんとなくわかる。
- 本当に決めた瞬間から物事は動き出す
逆に言うと本当に腹を括っていない状態では何も現状は動かないってことかもしれない。これもあり方が周りの環境を動かすってことだと思う。
コーチングを始めたころから「あり方」をいつも気にかけるようになった。自分のあり方にまず気づき、そこから行動している人ほど力強く自分の人生を生きている。これは本当にそう。「あり方」に動かされた「行動」。これで人生は変化していく。とてもシンプルですね。改めて思いました。
- 作者: ジョセフ・ジャウォースキー,金井壽宏,野津智子
- 出版社/メーカー: 英治出版
- 発売日: 2007/10/02
- メディア: 単行本
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Googleの慈善事業
http://jp.techcrunch.com/archives/googleorg-targets-climate-change-poverty-and-emerging-threats/
とてつもなくお金を稼いでいるGoogleだけど、その利益の1%は慈善事業に投資されているらしい。
向こう5年から10年にかけての同社の慈善活動の中心をなす5つのイニシアティブは、気候変動、貧困、そして新たな脅威。それぞれとても具体的に投資先を決めている。
ビルゲイツの慈善財団もそうだけど、国際機関が出すお金よりもこういった企業、財団の寄付による慈善活動の方が世界により大きな影響を与える世の中になっている。どこかの国の国家予算の投資配分の内容より、こちらの方をみるほうがなんかより勇気が沸いてくるよ。。
あなたはこのセッションで何に気づきたいのか?
最近コーチング仲間との練習での学びがとても大きい。やっと深いところまで腑に落ちるようになって来た感じです。
先日発見したのは、クライアントがこのセッションで何に気づきたいのか? にコーチが深く耳を傾けるということ。これは最初クライアントが口にするテーマ(いわゆる「小さな主題」)ではなく、もっとクライアントの奥深くにある「大きな主題」を聴くということです。
Co-Activeコーチングでは、クライアントの気づきが以下の3つの指針で現れてくる、と説明しています。
- フルフィルメント:自分自身の価値観、ビジョンを発見し明確にしたい。そして価値観を尊重する行動に向かって決意をしたい。
- バランス:自分のはまっている物の見方(視点)を見つけたい。そして複数の視点から自分の望む視点を「選択」したい。そして選択した視点から行動に向かって決意したい。
- プロセス:今自分自身にある感情を思いっきり味わいたい。そこから人生の豊かさを感じさらに新しい一歩を踏み出したい。
この3つの指針にまとめあげたのはすごいと思います。ここを通ることでクライアントは大きな気づきを得て、さらに成長を続けていくのです。
人間はみんな成長することを自ら望んでいる、そしてそれをサポートしていくのがコーチ。
コーチとしてセッションを続けていく中でさらに自分の深いところまで入ってきました。
社会起業家 チェンジ・メーカー
- 作者: 渡邊奈々
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2007/11/08
- メディア: 単行本
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日本人では、以下の本を書いている人も載ってました。最近買ったばっかりだったので、おおっと思ってしまいました。
- 作者: 駒崎弘樹
- 出版社/メーカー: 英治出版
- 発売日: 2007/11/06
- メディア: 単行本
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