なぜあの人だと話がまとまるのか?

最近は梅田望夫と田村洋一の本を何度も再読。だんだん考え方が頭に染み付いてきた感じです。

なぜあの人だと話がまとまるのか? (アスカビジネス)

なぜあの人だと話がまとまるのか? (アスカビジネス)

この本を読むのは2回目なのですが、簡潔な文章で書いてあり読みやすく、かつ奥が深い。
「話がまとまる」ことと、「問題解決」は根本的に違う。世の中で言われている話をまとめるためのスキルとは大きく視点が違って、「話がまとまる」ことがどういうことで、どういう構造をしていて、どういう力が働くのかを書いている。よくよく読んでみるとよく言われることなのですが、そのなかなか言語化できない部分をうまく書いてある本だと思います。

「現在から将来ビジョンを展望する」のではない。「将来ビジョンから現在を展望する」のである。

もう自分が未来に立っているイメージから物事をデザインし、現在と結びつける。これが自然とできている状態は楽しいだろうな、と思いました。