イチロー・スペシャル

1/2にNHKイチロー・スペシャルを観た。自分にとってはかなり興味深い内容で、面白かった。

シーズン中、イチローは試合前の準備、練習メニュー、試合中の身体の動かし方に至るまで、厳密に同じであることにこだわる。決められた所作をこなしていくことで、次第にスイッチが入っていくのだ。

インタビュアの茂木健一郎が言っていた。イメージトレーニングなどの頭で意識することは限界がある。意識領域より無意識領域の割合の方が圧倒的に大きい。その無意識にアクセスするには身体の神経からいくのが効果的である、と。同じことを繰り返すというのは、そことつながっているのか?

「精神力を技術でカバーする」

イチローは、精神力には限界がある、とも言っていた。もちろん両方必要だと思うけど技術は極限まで高めるという強い意志はすごい。

重圧にただ耐えるのではなく、正面から重圧と向き合う

今まで重圧から逃げていたのか。。。これは驚きだった。それでこの結果を出してきたのだから。コーチングでも最終的には受け入れるというところにいくのだが、向き合った時がイチローの大きな転機となるに違いない。さらに大きなイチローになりそう。

「光る星はイメージしてますが、真っ暗です、でももがいて苦しんでいると光りが見えると僕は信じてます」「何にもなく、まぁいつか光が見えるわと思っていたら、一生見えないと思いますね」

うーん、とてもわかるけど苦しい。ちょっと違う視点に立ってみたら違う景色が見えるのでは?と思いました(笑)。